2009年11月11日

鬼武者三代目 結城秀康(第八回)

慶長三年(一五九八)

戦国の世を駆け抜けた

稀代の英雄

太閤・豊臣秀吉が此の世を去りました。


『秀吉無き豊臣家』



皆様御存知だと想われますが

その基盤は揺らいでしまいます。


秀吉の忘れ形見

『豊臣秀頼』を支えるべき

五大老・五奉行の体制も

その機能は働いていたのでしょうか?


ドラマなどでは

家康のやりたい放題が取り上げられますが

実際は

徳川家康と前田利家の

『二巨頭体制』により

政務は運営されていたのでしょう。

家康にとって

利家の存在は無視できるものでは無かったようです。

しかし

それでも

家康の勝手な行動は止められませんでした。


そして

二人を中心に

対立することになりますが

お互い

不利だと考え和解します。


『前田利家』

彼は秀頼の秀頼の傅役(もりやく)として

秀頼を大坂城内で支えます。




『徳川家康』

結城秀康の実父は

伏見城に入っていました。

さて

この頃

秀康はどのような動きをしていたのでしょう?


一説によりますと

彼は秀頼を弟のように可愛がっていたといわれています。

後に

『徳川幕府が豊臣家を攻めたら、自分は大坂城に入る』と言ったとか。

徳川一門でありながら

豊臣恩顧の武将として

豊臣支持の姿勢を取っていたという説もあります。


これらの説が本当ならば

秀康が父・家康を相当嫌っていたのでしょう。

その反動が親豊臣の武将になったのかもしれません。


慶長四年(一五九九)

前田利家が秀吉の後を追うように此の世を去ります。

もしかしたら

『暗殺なのではないでしょうか?』なんて想ったりもします。

一番力のある邪魔者であった利家公


利家の亡き後

石田三成が

福島正則など彼に反感を持つ武将達に襲われます。

その難は

徳川家康の力により逃れます。

それと同時に

徳川家康により隠居させられます。

個人的に

『利家の死と三成の襲撃』

家康の謀略ではないかと感じます。

三成の件は家康が正則など

反三成派の武闘派をけしかけた

などという説も聞いた事があります。

家康は

『三成の卓越した政治手腕を恐れていたのではないか』

と想います。

増田長盛(ました ながもり)や長束正家(なつか まさいえ)

など優れた能史は秀吉の家臣には存在しましたが


やはり

石田三成は群を抜いていたのではないでしょうか。

堺屋太一氏の著書『巨いなる企て』を読むと

そんなふうに感じます。


二人を除けば

『豊臣家は、まとまらない』

そう考えたのでしょう。

家康は・・・



豊臣一門として名を連ねる

『小早川秀秋』

『宇喜多秀家』

外様の

『毛利輝元』

『上杉景勝』



 家康は

    『自分の敵ではない』


  そう感じていたかもしれません。


   『もはや恐るる敵はいなくなった』 



慶長五年(一六〇〇)

家康に従わない

上杉景勝の討伐を起こします。

その行動の名目は

『豊臣家の為』

     『秀頼の為』


結城秀康も家康に従い

行動を供にします。

『上杉討伐』


御存知

『関ヶ原の戦い』の前哨戦であります。

二十六歳の血気盛んな秀康

どのような想いで

『上杉討伐』に参陣したのでしょう?

己の力を試したくて仕方が無かったかもしれませんね。




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posted by よしの at 23:07| 千葉 雨| Comment(1) | TrackBack(0) | 戦国時代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おはようございます。
家康の天下とりへの策略・・・
すごいものですね。
政権を奪取したという結果を考えますと、
感心しどうしです。
26歳の秀康はこのことをどう感じていたんでしょうね。
Posted by おーたん at 2009年11月14日 08:18
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